ニューヨーク州立大学、外国人留学生増加計画発表

ニューヨーク州立大学は、ニューヨーク州に留学生を呼びこもうという計画を発表した。その計画によると、今後5年間で14,000人もの留学生の数を増やし、州内の64のキャンパスに通う留学生の数を総勢約32,000人までに拡大することを目的としている。

ニューヨーク州立大学の総長 Nacy Zimpherによると、この留学生募集はアメリカ国内からみても独特であり、目標をとても高く設定していると述べている。

大学は、第一弾として20もの留学生斡旋業者の選抜を行い、既に5つの業者との間で契約を締結した。最終的に50から75の世界中の業者と契約を結ぶことを目標としている。

この活動には、留学生を獲得することは、自国内の学生の学問的体験の充実、学内の研究能力の向上、収入の増大や国内の学生の海外留学の機会拡大や、学部の国際的魅力の確保に有益であることを証明し、国から留学生獲得への努力を引き出そうとする狙いがある。ニューヨーク州立大学は、この5カ年計画が順調に進んだならば、国内学生向けの海外留学向けの奨学金や、学部・研究科の国際化促進用基金、キャンパス内での国際活動用基金を設立する予定である。




SUNY Announces New Strategy to Recruit International Students
http://www.suny.edu/sunyNews/News.cfm?filname=2011-06-02-InternationsStudentStrategy.htm